コラムCOLUMN
新型コロナウイルスの分類が「5類」に移行して初めての夏が始まり、今年は思いっきり旅行やBBQ、ゴルフや水遊びを楽しむご予定の方も多いのではないでしょうか。その一方で、夏に外に出るといえば「日焼け」、「シミそばかす」というワードが気になってしまいますよね。
紫外線対策はバッチリでしょうか?
メラニン色素は紫外線から肌を守るために分泌されるもので、役割を終えれば新陳代謝によって古い肌細胞と共に排出されます。ところが、メラニン色素が過剰に分泌されたり、ターンオーバー(肌の新陳代謝)のサイクルが乱れたりすると、排出しきれなかったメラニン色素が肌内部に残ってしまうことがあります。これが「色素沈着」であり、シミやそばかすの原因です。
シミやそばかす、肌老化の原因となる紫外線対策は、日焼け止めやサングラス、日傘、帽子でのケアはもちろん、毎日の正しいスキンケアや内側からのケアもとても大切です。
内側からのケアでおすすめしたい栄養素は色々有りますが、今回は、ビタミンC、ビタミンA(β-カロテン)、ビタミンE、リコピン、たんぱく質について、一緒に見ていきたいと思います。これらの栄養素には、紫外線による肌のダメージを防ぎ、日焼けによるシミの防止、お肌のハリを保つ働きが期待できます。
ビタミンC
メラニン色素の生成を抑え、肌のハリや弾力の元となるコラーゲンの生成を助ける働きがあります。紫外線による肌の老化を防ぐ重要なビタミンです。
肌に良いからといって一気に摂取しても、数時間後には余分なビタミンCは尿に排出されてしまいますので、1日2~3回に分けてこまめに摂りたいですね。
また、ビタミンCは水に溶けやすく、熱に不安定な性質があるため、生で食べるか、さっとゆでたりして食べて頂く方法がおすすめです。
ビタミンCを多く含む食材(果物、野菜に多く含まれます)
赤パプリカ、にがうり、ブロッコリー、じゃがいも、こねぎ、キャベツ
ビタミンA
皮膚や粘膜をウイルスなどから守り、肌のハリや潤い、弾力を保つ働きをします。
緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンの形で摂ると、体が必要に応じてビタミンAへと変えていきますので、過剰症の心配が有りません。
β-カロテンを多く含む食材
にんじん・ほうれん草・にら・トマト
ビタミンAを多く含む食材
※妊娠初期では、ビタミンA過剰摂取が胎児に影響を与える可能性があることが分かっています
鶏肉(レバー)・豚肉(レバー) ・アンコウの肝
ビタミンE
「若返りのビタミン」とも呼ばれています。
血行を良くし新陳代謝を促すことでシミやそばかすを出来にくくし、老化の原因となる活性酸素の発生を防ぎます。ビタミンCと一緒にとることで相乗効果が期待できます。
ビタミンEはアーモンド・いくら・大豆・アボカドに多く含まれます。いつものおやつにアーモンドを取り入れて頂くのも良いですね!
リコピン
トマトに含まれているリコピンにはβ-カロテンの2倍以上、ビタミンEの100倍の抗酸化作用を持っているといわれ、メラニンの生成に関わる活性酸素を除去する作用が期待できます。
またリコピンは油に溶けやすい性質をもっているため、オリーブオイルやマヨネーズと一緒に食べると生で食べるより2~4倍、吸収率がアップします。
たんぱく質
体内のあらゆる細胞を作っている美肌に欠かせない栄養素で、肉・魚・卵・大豆製品などに多く含まれています。食べ溜めすることが出来ませんので、1日3回摂りたい栄養素です。
これさえ食べていればOK!という食品は無いので、組み合わせを楽しんで、
美味しく体の中からもケアしていきましょう!
また、生活習慣病に罹った人の体内は、様々なビタミン類が不足していることが知られています。3度の食事に、継続的にビタミン類を上手く取り入れて、健康でいきいきとした日々を送ることが出来ると良いですね。
簡単レシピも紹介いたします。
リコピンの吸収率を高めるためにマヨネーズを使用しています。
栄養価に気をつけて食事したくてもなかなかできないこともあると思います。そんな時に、インナーケアの1つとして、ヘリオホワイトというサプリメントがあります!
普段からシミ・そばかすに気を付けたいと思う方は、飲み続けることで効果が高まることが分かっていますので、取り入れてみるのもいいかもしれません。どんなに高品質な日焼け止めも、汗や摩擦で落ちてしまうのが難点ですが、飲むケアはうっかり日焼けをカバーしてくれるので助かりますね!
色んな会社から、飲む日焼け止めとして出ているものもご覧になると思いますが、ヘリオホワイトは様々な抗酸化作用のスイッチをONにしてくれて、効率良く白い肌を守ってくれるサポートをしてくれるのも嬉しいポイントです。
旅行、結婚式などのイベント、ゴルフ、外遊びなどのご予定が有る方、日焼け止め対策が面倒に感じる方、紫外線に弱い敏感肌の方、日焼け対策の補助食品として心強い味方になってくれると思います。
執筆者:管理栄養士 松﨑 結、當山 桃、鷹尾 有紀
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