コラムCOLUMN
高齢者のご家族に食事拒否されるとショックや混乱、焦りで慌ててしまいますよね。そんなとき、食べてもらわないと!と無理やり食べさせようとするのは逆効果です。
原因や対策について解説いたします。
▋高齢者が食事拒否する理由とは?
高齢者の食事拒否は、大きく「本人が食べたくないと思っているケース」と「食事を認識できていないケース」に分けられます。
それぞれ詳しくみていきましょう。
◆本人が食べたくないと思っているケース
高齢になると、咀嚼力(そしゃくりょく…噛む力)や嚥下力(えんげりょく…飲み込む力)が衰えてきます。そのため、食べるのが億劫になる方も多いようです。
また、消化器官が弱ってくると、食欲不振につながるため、食欲自体が減衰してきてしまうことも考えられます。
その他にも、減塩食や柔らかめのミキサー食が口に合わず、食べたくないと感じている可能性もあり、食べたくない理由を推測する必要があります。
◆食事を認識できていないケース
認知症を患っている高齢者の方は、「失認(視覚や聴覚は衰えていないものの、状況把握が出来ない状態)」の症状で食事を認識できていないケースがあります。 その場合は、食べ方がわからなかったり、食事を見ても食べ物だと理解できていない可能性があります。
また、集中力が低下してしまったり、抑うつ状態になっている場合も、食事に興味を示さなくなってしまい、食事拒否をすることがあるようです。
▋高齢者の食事拒否対策
食事拒否されてしまった時は、慌てずに理由を探りましょう。理由がわかれば、理由に応じて対策することで、また食べてもらうことができるかもしれません。
介護施設で取られている対策方法をいくつかご紹介します。
◆食事内容を見直す
高齢者自身が食べたくないと思っている場合は、その理由を聞き、食事内容を見直してみるのも効果的です。固くて食べにくい場合は、食材を細かく切ってみたり、小分けにして少量ずつ食べてもらうと良いでしょう。
嚥下力が弱まってる場合はとろみをつけると、喉が潤い、飲み込みやすいと言われています。ただし、見た目がどろっとしてしまうと食欲がなくなるという方もいらっしゃるので、本人の様子を見ながら調整してみる必要があります。
食事前の声かけ・食事介助を行う
認知症を患っている高齢者の方の場合、介助者が一緒に食事をとることで、食事を取るようになる場合もあります。食べる前に、食べ方を説明したり、食事の内容を伝えるのも効果的です。
▋一人で無理して抱え込まないで!大変な時は誰かに相談を
高齢者の食事拒否は、介護者のメンタルにも負担がかかります。一人でなんとかしようと頑張りすぎずに、時には周りに相談してみることも大切です。
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