コラムCOLUMN
今、世の中は、サスティナビリティ(持続可能な)の追求や製造の全ての過程における透明性等、商品そのものの価値に加えて、ブランドの倫理観を求める方向に動いています。その方向性は、食品だけではなく日用品、化粧品にも向けられ、選ぶ際の決め手として品質や価格に次いで企業、ブランドの社会的責任が求められています。つまり、社会的責任をきちんと果たしているという姿勢抜きには商品を語れなくなってきていると感じます。
マイクロプラスチック不使用の柔軟剤「しあわせクジラ」
特に近年では、人体や環境に配慮し、消費者に安心感を持ってもらう事が商品開発の一部になっています。例えば、エシカル*(倫理的)消費に応えて発売された「しあわせくじら」の洗濯用柔軟剤。この柔軟剤は、マイクロプラスチック不使用の柔軟剤です。
現在、様々な商品にマイクロプラスチックが使用されており、昨年フランスの研究機関の発表では、人が年間に体内に取り込むマイクロプラスチックの量は最大で12万個を超えていると発表しました。マイクロプラスチックが人体にどの様な影響を及ぼすのか、まだ研究段階ではありますが、人体にとって良いと言えるものでない事は明白だと言えます。
原料に拘り、製造に拘り、作られていく商品は、まだまだ理解され認知されているとは言えず、価格を抑える為に地味なパッケージであったり、宣伝広告まで持っていけなかったりと、企業努力は続いています。
店頭では、出来る限り製造者の方のお話に耳を傾け、それをお客様にお伝えし、より良い物を選んで頂けたらと思っています。
製造者からお客様へ。
正しい情報と未来に向けての想い。
その橋渡しの役目が出来たらと思っています。
*エシカル消費:人や社会、地球環境、地域に配慮した考え方や行動のこと
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