コラムCOLUMN

2024.9.5だるい・イライラ感・上手く眠れない・頭がぼーっとする…秋バテと脳疲労

管理栄養士チーム

管理栄養士チーム

0

0

だるい・イライラ感・上手く眠れない・頭がぼーっとする…秋バテと脳疲労

この夏、危険な暑さと湿気によって体が疲れて夏バテ気味の方もいらっしゃるかと思います。
室温と外気温の差が5~7℃以上あると、自律神経に影響が出やすくなるとはいえ、冷房を使わないわけにはいきませんので、食事・運動・休養で上手くケアしていきたいですよね。

また、季節の変わり目や気温の変動によって起こりやすい疲労状態には、脳疲労というものもあります。
今回は、この時期に多い疲労を軽減するための対策を、栄養の観点から一緒に見ていきましょう。



秋特有の健康トラブル

夏バテとは、猛暑や湿気によって体が疲れることを指し、対して秋バテは、夏の疲れが残ったまま秋を迎え、気温の変動や日照時間の減少などが原因で、体調不良や疲労感を感じる状態を指します。
秋バテの具体的な症状には、食欲不振、睡眠障害、倦怠感、冷え性、イライラ感などがあります。




秋バテが進行すると、体だけでなく脳も疲労しやすくなります。
脳疲労が加わると、集中力や記憶力の低下、さらには気分の落ち込みが生じることがあります。



秋バテ・脳疲労対策を食事でケアする方法

「これって秋バテなのかなぁ…」と感じた時に、是非摂っていただきたい食品をご紹介していきます!
まずは、夏の疲れをリセットするためにエネルギー代謝をサポートし、脳と体の機能を回復させることが期待できる、ビタミンとミネラルを含む食材です。
積極的に摂りたい栄養素は、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、マグネシウムで、一例としては

● ビタミンB群:豚肉、 卵、納豆、アーモンド
● ビタミンC: ピーマン、ブロッコリー
● ビタミンE: ナッツ、ほうれん草、カボチャ
● マグネシウム: 玄米、アーモンド、バナナ

が挙げられます。


疲労回復、脳の神経伝達物質の生成に必要なタンパク質も大切です。
良質なタンパク質を多く含む食品として鶏肉、豆類、魚、卵、豆腐などがあります。
中でもサーモン、サバ、イワシ、マグロなど、脂の乗った魚には、夏の暑さなどによるストレスが原因で起こった炎症を抑える、脳の機能サポートによる気分の安定が期待できるEPA、DHAといったオメガ3系脂肪酸が豊富に含まれているため、週に2回以上を目安に食べられると、身体も脳もよろこぶ食事となりますよ。





また、血糖値を安定させ、脳のエネルギーを確保するために、ご自身にとって適量の、
食物繊維が多い炭水化物もおすすめです。
例としては雑穀米、オートミール、全粒パンなどが挙げられます。





秋バテも脳疲労も、季節の変わり目に特に注意が必要な問題です。
バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動、日光浴などの健康的な生活習慣を取り入れることで、
これらの症状を予防し、回復を促進することができます。
また、ビタミンやミネラル、抗酸化物質を含む食事を積極的に摂ることで、体と脳の健康をさらにサポートしていきたいですね。

秋バテ・脳疲労対策におすすめのサプリメント
忙しい日々の中で食事だけでは十分な栄養を摂ることが難しい方は、サプリメントを活用することで、
夏の疲れや脳疲労を軽減し、日常生活をより快適に過ごすことができます。
薬局やスーパーに行くとたくさんのEPA、DHA配合のサプリメントが並んでいますが、イチ押しはクリルオイルです。
クリルオイルとは、エビに似た動物プランクトンの一種「南極オキアミ」から抽出される、強力な抗酸化物質として知られるアスタキサンチンを含むオイルです。
クリルオイルに含まれるEPA、DHAは、魚油由来オメガ3系脂肪酸と比較して、人体への吸収性が約3倍高いことが分かっています。
せっかくサプリメントを摂るなら、吸収率の高さにも注目して選びたいですね!

☑食生活が偏っている
☑生活が不規則
☑しまっておいた物の場所をよく忘れる
☑メモを取っておかないと不安になる

当てはまる項目が1つでもあれば、お疲れが溜まっていらっしゃるかもしれません。
大賀薬局のドラッグストアで取り扱っておりますので、店頭のスタッフに聞いてみてくださいね!




-クリルオイル-
容量:30粒、90粒
摂取目安は1日1〜3粒です。

ジッパー付きのパッケージで、持ち運びに便利なのも助かりますね。

また、EPA、DHAの貯蔵や神経炎症の制御、神経細胞死の抑制、脳の細胞を新しく作り出すことに関わりのある、プラズマローゲンという、私たちの体がもともと持っている成分を聞いたことはありますか?
脳が働くと同時に最初に動く因子がプラズマローゲンです。

プラズマローゲンを多く含む食品には、ホタテ、ホヤ、鶏むね肉などがありますが、プラズマローゲンが熱に弱いという観点から、食中毒菌などの衛生面を考慮すると、日々の食事で摂ることが難しいのが現状です。
そもそも有効とされる1日量を摂取するには、採卵用の親鶏約1トン(約500羽)から、わずか数十gしか取れないため、食事だけで十分な量を補うことは困難です。


<

-プラズマローゲン-
容量:60粒

摂取目安は1日2粒で、頭をシャキッと働かせたい日は朝食後に、頭をゆっくり休ませたい日は夕食後に、など、摂るタイミングを変えてみるのもおすすめです。
こちらもパッケージにはジッパーが付いていて、持ち運びに便利ですよ!
私たちの健康をサポートしてくれる成分は、普段よく見る食品の中に多く含まれているものもありますが、そうでないものもたくさんあります。
特に疲れが出やすいこの時期は、日々の食事と併せてサプリメントも上手く活用しながら、脳と体を上手にケアしていきたいですね!

執筆者名:松﨑 結、當山 桃、向井原 くるみ、鷹尾 有紀

いいね 0
0

コメント

記事についてコメントする

ニックネームとコメントを
入力してください。

ニックネームを入力してください。

コメントを入力してください。

コメントを投稿する
管理栄養士チーム

ご相談は私たちまでお声がけください!


所属店舗 大賀薬局 新事業開発部
ご相談の際は、TEL092-414-7362までご連絡ください。
↓管理栄養士のインスタグラムやってます
ohga_cookingstyle

喜田 有紀 (管理栄養士・登録販売者)

病院に行く程ではないけれど、ちょっと聞いてみたい、自分なりに健康に良いと思うことを実践しているけれど、本当に自分に合っている方法なのか聞いてみたい、というお客様の相談に乗っています。健康診断で数値が心配な方、医師から食事に気を付けて、と言われたけど、何から始めたら良いか分からないという方、一緒においしく楽しく、食と栄養のパーソナルレッスンをしませんか。大きな病気になってしまう前に、出来ることはたくさんあります。お客様のライフスタイルに合った方法を一緒に考えてみませんか。



荻野 桃 (管理栄養士・登録販売者)

自分の身体は自分で管理していかないといけない。健康寿命を長くしたい。という思いから、管理栄養士の資格を取得しました。食べることが大好きな私ですが、身体が喜ぶ食事をモットーに日々栄養学と向き合っています。栄養設定はひとりひとり違います。ご自身の体格、ライフスタイルに合った食と健康のアドバイスをご提供いたします。ちょっとしたことでも構いません、お気軽にお尋ねくださいね。栄養に関する考え方が変わってくるかもしれません。

お問い合わせCONTACT