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2024.1.23市販薬と漢方薬を上手に使って、自分の健康を管理する

梅川 哲朗

大賀薬局 ライフストリーム 漢方薬 梅川 哲朗

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市販薬と漢方薬を上手に使って、自分の健康を管理する

いま、全国には、約25,000店ほどのドラッグストアがあると言われています。


街の中心にあるものから、郊外の広い敷地に存在するものまで、お店の規模や形態は様々ですが、それぞれが、地域のゼネラルストア的な立場を担っています。

小売業という観点から見れば、こうしたドラッグストアの形態も、他業種と同様に、高齢化や少子化による人口の減少で懸念されている、需要の減少や労働力の不足などが、これからの大きな課題として考えられています。

その一方で、ドラッグストアは、国全体の膨らむ医療費削減という課題において、健康寿命を延ばすサポートや、「セルフメディケーション」の推奨を行う場所として、社会にとって必要不可欠な存在であると期待が寄せられています。







セルフメディケーションの拠点として

「セルフメディケーション」とは、自らの健康にしっかりと関心を持ち、軽い不調の際には、自身で市販薬などを上手に使って、病気の予防や治療、あるいは健康の維持に努めることを言いあらわした言葉です。

現在の、国や自治体が負担している医療費の高騰は、その財源となる税金や保険料の増加へとつながるため、結果として私たちの生活費に大きな影響を及ぼすことになります。

そのため政府や厚労省なども、上昇し続ける医療費を抑制すべくセルフメディケーションの推進と、その適切な実施に向けての体制づくりを進めており、ドラッグストアはその中心となる拠点として位置づけられています。








ドラッグストアの果たす役割

ドラッグストアの定義は、国によって若干異なりますが、日本では「市販の医薬品と化粧品を主とした、健康及び美容に関する各種の商品を中心に、日用品、加工食品などの最寄り品を、セルフサービス方式で買えるようにした小売業態」と考えられています。

そのドラッグストアが、〝社会において果たすべき役割″を、大きく分けると、次の2つに集約することができます。

1.薬だけでなく、様々な生活必需品を取り扱う形態を強化し、地域のゼネラルストア、いわば、万屋(よろずや)的な役割を果たし、買い物アクセスが不便な地域の人々や、高齢など体の問題で外出が困難な買物弱者への積極的な対応にも取り組んでいく店舗であること。


2.そしてもう一つは、市販薬や化粧品の販売のみならず、人々がセルフメディケーション、またはセルフメンテナンスをするために、専門家たちが情報の提供を行ったり、相談に応じる場所であること。


特に後者は、ドラッグストアと名の付くお店の、主たる、いわば根幹となる業務と言えます。


このドラッグストアという形態が、「スーパーやホームセンターの中に、一部お薬を取り扱えるコーナーがある」という形ではなく、「主として薬を取り扱う所に、幅広く生活必需品を揃えている」という形であることからも分かるように、やはり、そのメインとなる業務は、〝市販薬や健康食品に関する正確な情報提供や相談対応″であり、またそれが、果たすべき重要な役割でもあります。

さらに加えて、ドラッグストアには、狭い商圏範囲や、少ない商圏人口を対象として、その地区の方々のリピート率で成り立っている店舗が多いため、お店のスタッフが、顧客となっている人達のことについても比較的把握がしやすく、〝かかりつけのお薬屋さん″としての役割も十分に期待されています。






気になる症状や、病気への不安の解消のために

ドラッグストアには、近隣のスーパーなどとの激しい価格競争において、その安さに魅力を感じる部分も大きいかと思いますが、「軽い症状や病気への不安があり、尋ねてみたいが、入りずらい個人の薬局や病院に行くのはちょっと...」といった方こそ、ぜひ一度ドラッグストアで、薬剤師や登録販売者などの、市販薬の専門家に相談してみることをお薦めします。

必ずしも何かを購入しなくとも、気軽に相談できる体制を整えており、内容によっては病院の受診をおすすめするか否かの判断(受診勧奨)もしながら、アドバイスを行ってくれます。

また私自身も、その立場にいる人間として、多くの相談に的確な対応ができるように、日々、努めております。









市販薬や漢方薬を上手に使い健康管理

自覚症状が全くないのに、健康診断などの数値に異常がみられたり、逆に、自覚症状があるのに、検査では異常がない状態のことを、よく〝未病の状態″と表現することがあります。

「未病」は、病気へと進行する可能性があり、注意が必要な状態だと捉えることができます。

ドラッグストアや薬局では、こうした「未病」への対策や、軽度な症状への市販薬での適切な対応を中心として、お客様の健康管理のサポートに、日々積極的に取り組んでいます。

中でも、近年、医療用も市販薬も利用者が増加している「漢方薬」などは、体のバランスの乱れからくる様々な症状が病気へと進まぬよう、しっかりと予防してくれる、未病の治療を得意とする薬なので、専門家に選んでもらい不調の改善に取り入れてみるとよいでしょう。

また、このような漢方も含めたたくさんの医薬品や健康食品の中から、体の状態に合わせて適切な商品を選んで提案し、世の中に溢れる数ある情報の中から、信頼できる正確な情報を提供していくことが、携わっている私たち専門家にとっての使命でもあります。


もし何となくでも、健康状態や病気に関する不安があれば、ネットやテレビで次から次へと流れてくる情報に惑わされず、まずは、身近な薬局やドラッグストアで気軽に尋ねてみたり、相談をしてみて下さい。

そして、自分に合った正しいものを選んでもらい、市販薬や漢方薬を上手に取り入れながら、日々の体調を管理して頂ければ幸いです。







★カウンセリングについて★


気になる症状の改善や緩和に適した、漢方薬や健康食品を、きちんとセレクトするために、カウンセリングにはしっかりと時間をかけて対応させて頂きます。
さらに症状の根本的な原因となる部分を認識するために、陰陽五行体質判定システム(税込1,000円)の活用による漢方カウンセリングも、ご希望に応じて行っております。

あなたのこれからの過ごし方が変わってくるかもしれません。

詳しくは下記の「漢方薬相談」の画面をタッチして、予約内容を一度のぞいてみて下さい。
(※ネット予約に限らず、お電話でも、気軽にご予約下さいませ! TEL 092-733-7231)
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福岡市中央区天神2丁目11-3 ソラリアステージビルM2F(中2階)
TEL 092-733-7231
(株) 大賀薬局ライフストリーム  漢方カウンセリング (担当) 梅川








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梅川 哲朗 (登録販売者・九州中医薬研究会会員・国際中医臨床薬膳師)
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色んな症状を持ちながら診療では病気ではないと言われて悩むお客様方にお役に立ちたく、日々、中医薬診断の学びと実践に努めています。細かい症状などを伺って体質を判定し、お客様個々に合った漢方薬や市販薬の上手な活用法をご提案しております。お気軽にご相談下さいませ。

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