コラムCOLUMN

2022.6.9美味しい大豆のお話

谷山 景子

マーケティング室・地域連携課 谷山 景子

0

3

美味しい大豆のお話

日本人の国民食と言っていいほど、食卓に欠かせない大豆製品。
畑のお肉とも呼ばれ、私たちの身体をつくっている三大栄養素の一つ、たんぱく質が豊富に含まれています。
プロテイン業界でも世界的にSOY(大豆)やPEA(えんどう豆)やHEMP(麻の実)など植物性のたんぱく質が大変人気があります。
そんな大豆製品が私たちの身体にどのような健康効果をもたらしてくれるか、大豆の歴史と共にお話していきます。





大豆の歴史


日本で大豆は縄文時代には栽培が始まっていたと、出土品などからわかっています。
当時は煮豆や炒り豆が主流で、奈良時代に中国から味噌や醤油などの加工法が伝わったと言われています。
仏教がきっかけで鎌倉時代には、日本全国で栽培されるようになりました。
仏教には「殺生をしない」という教えがあり、僧侶たちが肉食を絶つ生活を送るようになり、肉や魚に変わるたんぱく源として
活躍したのが大豆だったのです。お豆腐、味噌、醤油、高野豆腐、きな粉、湯葉、おからなど、日本料理に欠かせない大豆製品を
作り上げたのは、この時代の僧侶たちでした。





日本における大豆の需要と供給


現在日本人の年間需要量は2020年で約350万トンです。
現在、アメリカで世界の約半分の量の大豆を生産しており、日本でも国の施策により奨められているけれど、生産量は年間15トン~20トン程度で
大部分は輸入に頼っているのが実情です。国産大豆が希少な理由がわかります。




・大豆の栄養


たんぱく質、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、ビタミンE、ビタミンK、マグネシウム、カリウム、カルシウム、
食物繊維、大豆オリゴ糖、レシチン、ギャバ、大豆イソフラボンなど

薬膳の視点からも、熱を取り除き、利尿作用により食欲不振、体の重だるさ、むくみ改善などに効果が期待できます。

身体をつくるために必要な栄養素が豊富で、肉や魚に比べて脂質も少なく、消化吸収に負担がかからず身体にやさしい食材です。
その他に幸せホルモンである「セロトニン」を脳内で作るために必要な、必須アミノ酸の一種「トリプトファン」を多く含んでいます。
一日の摂取量の目安は、体重1kgあたり2mgくらい。例)体重60kgの方の場合⇒120mgとなります。
含有量の目安
木綿豆腐150g(1/2丁)⇒147mg、豆乳(200ml)⇒106mg、納豆50g(1パック)⇒120mg


お豆腐をはじめ、大豆製品を上手に食事に取り入れて、体の中から綺麗に健康に幸せになりませんか。


推薦のお店はこちら↓
豆の力屋
http://chikaraya.co.jp/

大豆が持つ力を最大限に引き出すことに力を注ぎ、豆腐やお惣菜、スイーツなど50品目以上の商品を開発♪
福岡では博多大丸地下食品売り場での展開はじめ、大賀薬局二日市店那珂川店で常設展開しています。



薬膳&ファスティング 都田景子


いいね 3
0

コメント

記事についてコメントする

ニックネームとコメントを
入力してください。

ニックネームを入力してください。

コメントを入力してください。

コメントを投稿する
谷山 景子


谷山 景子(登録販売者、薬膳インストラクター、ファスティングマイスター、発酵マイスター)




日々の『食』から元気に、健康に!日本の食文化である『発酵』と基本の和食を取り入れながら健康管理をすることを発信しています。また、サプリメントも有効活用しながら自分に合ったものを見つけるお手伝い、安心安全なものを広げたいという想いで商品開発をおこなっています。

お問い合わせCONTACT