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植物由来の美容オイル、「モリンガオイル」を知っていますか?最近では、肌や髪などのケアに嬉しいメリットがたくさんあると人気を集めています。今回は、「モリンガオイル」の魅力を徹底解説。主な成分組成から効果・効能、おすすめの使い方や商品まで詳しく見ていきましょう。
<目次>
・モリンガオイルの魅力って?話題の理由を分析
・モリンガオイルの主な成分組成とは?
・モリンガオイルの嬉しい効果・効能3つ
・モリンガオイルのおすすめの使い方3選
・選ぶならこれ!老舗薬局がつくったモリンガオイル
・モリンガオイルの効果・効能を知って、毎日のケアにプラスしよう
モリンガオイルの魅力って?話題の理由を分析
歴史ある北インド原産の植物
モリンガオイルは、ワサビノキ科に属する植物「モリンガ」の種から抽出されるオイルです。北インドを原産としていて、南アジアやアフリカなどにも自生しています。
その歴史は古く、古代エジプトでは世界三大美女のひとり・クレオパトラが、美を叶えるためにモリンガオイルを愛用していた、との伝説が残っているほど。インドやスリランカの伝統的な医療「アーユルヴェーダ」でも、300の効能がある高級オイルとして親しまれてきました。
モリンガの魅力は、種から幹、茎、葉までほぼすべての部分を活用できることです。豊富な栄養素や抗酸化物質などさまざまな成分を含んでいて、最近では美容や健康によい「スーパーフード」としても注目されるようになりました。
モリンガオイルは現在、スキンケアやヘアケア、ボディケアなど身体のお手入れに、食用のものは調味料として料理にと、幅広く使われています。
地球環境にやさしいことも話題に
モリンガオイルの原料「モリンガ」は、別名「生命の木」や「奇跡の木」「薬箱の木」と呼ばれるほど強い生命力を持つ植物です。美容や健康に嬉しい効果があるだけでなく、環境にもやさしい植物として話題を集めています。
成長スピードが早く、モリンガ1本あたりが吸収できる二酸化炭素の量も、一般的な木の約20倍と非常に多いです。モリンガを植樹して育てることで、地球温暖化の原因のひとつである二酸化炭素をたくさん吸収し、地球環境の保護に役立ってくれます。
環境にも配慮した植物由来のアイテムで、心地よく肌や髪のケアができるのはとても魅力的ですよね。
モリンガオイルの主な成分組成とは?
モリンガオイルには、ビタミン類やアミノ酸、ミネラル、食物繊維など豊富な種類の栄養素が含まれています。
ここでは、モリンガオイルの組成成分の中で、とくに多くの割合を占めるものをピックアップしました。
オレイン酸
モリンガオイルの約7割を構成しているのが、不飽和脂肪酸のひとつ「オレイン酸」です。オリーブオイルなどに多く含まれていて、人の肌の「皮脂膜」にも存在します。肌の潤いを保って外部刺激から守るバリア機能や、肌や毛髪をなめらかに整える役割を担っているのです。
しかし残念ながら、肌に含まれるオレイン酸の量は年齢とともに徐々に減少していきます。量が少なくなるとバリア機能が弱まって、乾燥やニキビ、しわなどさまざまな肌トラブルの原因になってしまうため、スキンケアできちんと補うことが大切です。
オレイン酸には他にも、肌を衰えさせる活性酸素の発生を防ぐ役割や、乾燥して硬くなった角質をやわらかくする役割などがあり、美肌づくりに効果的な成分といわれています。
ベヘン酸
飽和脂肪酸のひとつ「ベヘン酸」も、モリンガオイルを構成している注目成分です。他の美容オイルにはあまり含まれないものですが、「天然の乳化成分」といわれていて、酸化しにくい性質を持っています。
乳化とは、本来混じり合わない水分と油分をなじませる作用のこと。一般的に、乳液や保湿クリームなどの化粧品には、乳化剤として化学的に合成された界面活性剤を使用する場合が多く見られます。
ベヘン酸は、その乳化剤の役割を担ってくれるのです。水分やモリンガオイルに含まれている栄養素を、肌の角質層までしっかり浸透させます。
パルミチン酸
パルミチン酸も、飽和脂肪酸のひとつ。ビタミンAやビタミンCなど、モリンガオイルに含まれるさまざまな栄養素を肌に届けてくれるのです。
ビタミンAには、紫外線を浴びたことなどでダメージを受けた肌を修復する働きが、ビタミンCにはシミの予防や抗酸化作用といった働きがあります。パルミチン酸は、これらを安定させて肌に届けてくれるため、美肌づくりをしっかりサポートしてくれます。
皮脂のコントロールやターンオーバーを促す役割も担っているので、ニキビ・シミなどの肌トラブルを防ぐのにも効果的です。
モリンガオイルの嬉しい効果・効能3つ
効果・効能1|肌を保湿してなめらかに整える
モリンガオイルには、保湿力に優れたオレイン酸が含まれています。いつものスキンケアにプラスすることで、乾燥した肌のすみずみまで潤いを与えてくれます。対策をしても肌が乾燥しやすい方、年齢に合わせたエイジングケアを取り入れたい方にぴったりです。
また、乾燥で硬くゴワついた角質をやわらかくして、なめらかな肌に整えることも魅力のひとつ。キメの整った輝くようなツヤ肌に導いてくれます。ハリ不足やキメの乱れなどでお悩みの方にも嬉しい、モリンガオイルの作用です。
効果・効能2|頭皮や毛髪に潤いを与えてすこやかに導く
モリンガオイルの優れた保湿力は、頭皮や髪のケアにも役立ちます。カサついた頭皮によくなじませれば、潤いを与えてすこやかな状態に整えられます。ベタつきや脱毛・育毛ケアなど頭皮トラブルでお悩みの方にもうってつけです。
また、モリンガオイルを枝毛や切れ毛などが目立つ髪のケアに使えば、潤いを与えるとともにダメージを補修して、手触りのよいなめらかな髪に整えられます。乾燥による髪の広がりやパサつきが気になる方に、嬉しいメリットです。
効果・効能3|肌荒れやニキビなどのトラブルにアプローチ
モリンガオイルに含まれるパルミチン酸には、ビタミンAを安定させて肌に届ける働きや皮脂コントロール作用、ターンオーバーを促す働きがあります。スキンケアに使うことで、ベタつきやすい脂性肌のバランスも整え、すこやかで若々しい印象の肌に導いてくれるのです。
また、パルミチン酸以外にもさまざまな栄養素が含まれていることで、美肌づくりを多角的にサポートしてくれます。肌荒れやニキビ、ベタつき、シミなど気になる肌のお悩みを、じっくり丁寧にお手入れしたい方にぴったりです。
モリンガオイルのおすすめの使い方3選
使い方1|朝晩のお顔のスキンケアに
モリンガオイルのおすすめの使い方一つ目は、朝晩のスキンケアにプラスすることです。油分が潤いを閉じ込めるフタの役割を担い、肌の水分が蒸発しないよう保ってくれます。化粧水で水分を補った後、モリンガオイルを手のひらに数滴広げて、肌全体になじませましょう。
また、モリンガオイルはさらっとしていて肌なじみがよいので、化粧水をつける前のブースターとしても使えます。洗顔後の素肌に薄くのばし、ハンドプレスしてなじませてから化粧水を使いましょう。乾燥によってゴワついた肌を和らげ、次に使う化粧品の通り道を整えることが出来ます。
使い方2|頭皮や髪の保湿に
モリンガオイルは、頭皮マッサージや髪の保湿などヘアケアへの使い方もできます。頭皮がカサつくときは、シャンプー前に適量をつけて、頭皮を揉みほぐすようにのばしましょう。
マッサージすることで硬くなった頭皮をやわらかくほぐし、過剰な皮脂や汚れを落としやすくします。
髪を保湿したいときは、アウトバストリートメントとしてタオルドライ後の髪に、毛先を中心になじませましょう。モリンガオイルは熱に強い性質があるので、髪に潤いを与えてドライヤーの熱から保護する役目も果たしてくれます。
使い方3|乾燥が気になる全身のケアに
全身の保湿ケアも、モリンガオイルのおすすめの使い方です。カサつきや粉ふきが目立つ肘や膝、かかとなどになじませることで、肌に潤いを与えてやわらかな感触に整えます。少し多めの量を出してマッサージしながらのばせば、からだ全体を揉みほぐせて一石二鳥です。
また、モリンガオイルはリップケアにも活用できます。1~2滴ほど指先に取って、クルクル円を描くように広げれば、乾燥で荒れがちな唇をなめらかな状態に導いてくれます。
お風呂上がりや着替え前など好きなタイミングで、気軽に使えるのがモリンガオイルの魅力です。
選ぶならこれ!老舗薬局がつくったモリンガオイル
モリンガオイルには魅力が満載ですが、いざ使ってみたいと思っても種類がたくさんあってどのように選べばよいか悩んでしまいますよね。
そこでおすすめしたいのが、創業120年を迎えた福岡にある大賀薬局がつくったモリンガオイル「ミラクルシードオイル」です。老舗薬局のこだわりが詰まったモリンガオイルの特徴をご紹介します。
大賀薬局
ミラクルシードオイル 30ml
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大賀薬局
ミラクルシードオイル 100ml
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栄養を壊さない低温圧搾法で抽出
大賀薬局のモリンガオイル「ミラクルシードオイル」は、無農薬で栽培されたモリンガを100%使用しています。そのモリンガの種から、「低温圧搾法」で丁寧にオイルを抽出しました。
低温圧搾法とは、熱を加えず圧力をかけながらじっくり油分を搾る製法のこと。短時間で抽出する製法の場合、高温になってモリンガオイルに含まれる栄養素や成分を壊してしまう可能性があるのです。
低温圧搾法は、時間はかかるもののオイルにやさしい製法なので、モリンガの種に含まれる栄養素を余すことなく抽出できます。
成分量のバランスを調整したこだわりの製法
「ミラクルシードオイル」は、特殊製法により一般的なモリンガオイルと比べて「オレイン酸」の配合を最適な量にコントロールしていることが特徴です。
オレイン酸は肌の保湿や美肌づくりに役立つ成分ですが、肌の皮脂量が多い脂性肌やインナードライ肌の方にとっては、補いすぎるとニキビなどの原因を招いたり、毛穴が目立ちやすくなる場合も…。そんなオレイン酸の量を調整することで、肌質を問わず使いやすいオイルを目指しました。
また、「リノール酸」の割合を高めていることもポイントです。リノール酸は不飽和脂肪酸のひとつで、角質層への浸透性と保湿力に優れる成分です。肌に潤いを与えてキメを整えて、なめらかですこやかな肌に導いてくれます。
ほのかな自然の香りと使いやすさが心地いい
大賀薬局のモリンガオイル「ミラクルシードオイル」は、澄んだ黄金色の見た目をしています。手に取ってのばすと、ほのかに自然の香りが広がり、心地よい香りに包まれながらスキンケアやヘアケアができます。
メイク前もパパッと気兼ねなくなじませられる、さらりと軽いテクスチャーもポイントです。先ほどご紹介した3つの使い方以外に、日焼けをした後の肌の保湿ケアや、マイルドな洗い上がりのメイククレンジングとしても活用できます。
ミラクシードオイルの詳細はこちら >
モリンガオイルの効果・効能を知って、毎日のケアにプラスしよう
歴史ある北インド原産の植物
モリンガオイルには美容に嬉しいメリットがたくさん。いつものケアにちょっとプラスすれば、肌や髪のお悩みに寄り添う心地よいお手入れができます。
今回のコラムを参考に、成分の特徴や効果・効能を知って、ぜひ日常にモリンガオイルを取り入れてみませんか?
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